#191 【注目】書籍「DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール」に学ぶ自分の人生を”意図的”に生きる方法

自己啓発

こんにちは、すみです!

2020年に読んでよかった書籍のひとつ「DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール」(ビル・パーキンス 著)を読了、ぜひ皆様に読んでいただきたい一冊です。

本書を手に取ったきっかけ

本書は、Voicyパーソナリティのワーママはるさんが、2020年の読んでよかった本トップ3でお話しされていて知りました。

中にはプレゼントされている方もいるそうで興味深い…と思いました。

ご参考までにワーママはるさんの放送回はこちら↓です!

「DIE WITH ZERO(ゼロで死ぬ)」とは?

本書のタイトル「DIE WITH ZERO(ゼロで死ぬ)」とはどういう意味なのでしょうか。

それは「死ぬときに個人資産の残高ゼロ円なるよう、若くて健康なうちにお金を使って豊かに生きる方法(ゼロで死ぬ)」ということを言っています。

本書は、世の慣習である、高齢になるまでお金をためることが本当に良いことなのか?について警鐘を鳴らしています。

寓話「アリとキリギリス」を例にとった表現を抜粋しますと、アリ型「若い頃からお金を貯めて経験を疎かにし、資産が余った状態で死ぬ生き方」と、キリギリス型「若い頃から経験することにお金を使い貯めず死ぬ前にお金が足りなくなる生き方(アリ型の逆)」に分けた上で、理想は、両方のバランスをとりながら生きる方法が良いとされています。

アリ型のように若いうちに仕事ばかりして生活を犠牲にしてまで貯めたお金は、若い時のように金を使う欲がなくなり、若い時のような価値観で体験をすることができなくなることから、やめるべきだと指摘しています。

さらに、問題は「計画をせずに惰性で生きる」ことです。

本書では「ゼロで”計画的に”死ぬ」ために次の2つの方法を紹介しています。

①生きているうちに資産がなくなることを避ける方法

②金を残して死なないためにはどうすればよいか

①は長寿リスク、②は死亡リスク(早死にするリスク)で、これらについて最善の方法を示してくれています。

具体的には本書を手に取ってみていただきたいと思いますが、生前贈与(子供が26〜35歳が最善)のすすめや、金・健康・時間のバランス(健康>時間>金の順で重視)など、考えるべきヒントが示されます。

注目キーワード「人生は経験の合計」

本書の中でワタクシが面白いと思ったのは「人生は経験の合計」という考え方でした。

人生の最期に振り返ったとき、豊かな人生だったかどうかの基準は、「お金」ではなく「経験」であることは誰しも思うことですが、その経験は”累積されるからこそ若いほど価値がある”という考え方(視点)です。

「富」の最大化から「人生の喜び」の最大化へ

この本の目的は、富の最大化ではなく、人生の喜びを最大化するための方法を探すことだ。

先日、2021年1月に開催されるダボス会議のテーマ「グレートリセット」に関するブログ記事でも書きましたが、今後は、経済的な発展はお金ではなく幸福度になると予想される声もあります。

そう考えると、本書の目的は、これから向かえる時代にもあっているように思えます。

今後ワタクシ達が豊かに生きるための指針として参考にすべきだと思いました。

ワタクシはどう考えどう生きるか

世の中には「生命表」というものがあって、年齢に応じた平均余命がわかる表が厚生労働省から出ています。(コチラ

現在38歳・男性のワタクシの場合、平均余命は「44.28年」でした。(もうすぐ半分に到達…汗)

これをもとに、本書でも紹介されているアプリ「ファイナルカウントダウン」というものがあり、ワタクシの余命を入力してみたところ、結果がこちら。

最も簡単に出てしまいましたが、のこり「16071日」!(ワレ、2064年、ココニ眠ルw)

ここで気づきますが、残りの日数が見える化されることで不思議と普遍不満の気持ちは減り(「不満を言ってる場合じゃない!」となる)、誰とどのような時間を過ごしたいか?に軸足が移ります。

キングコングの西野亮廣さんは、「レターポット」というサービスをつくっていて、その理由が、「自分の残りの日数が近づくと人は不満を言わなくなる、それは言葉の数も同じ」と言いました。

人は限られたものに価値を見出すため、余命を意識することで一気に時間(言葉)の価値が上がるのです。

そう考えると、ワタクシとしては、ごくごく日常的なことですが、「家族と楽しく過ごしたい」。そのために「健康な体をつくり仕事も続けて家庭外の交流も継続したい」、そう思いました。(やっぱりお金じゃないんですね)

みなさんはいかがですか^_^?

まとめ

いかがだったでしょうか?

「人は必ず死ぬ」

ワタクシ達はこのことを日頃どれだけ考えて生きてきたでしょうか。

ワタクシ含め多くの方は、昔から死について考えることを「縁起が悪いからやめろ!」とか、「不謹慎だ!」などと言って育てられてこなかったでしょうか?

しかし、本当にそうでしょうか?

誰もが起こる「死」について考えることは、豊かな人生を生きる上で必須であると本書から学びました。

ところで、このブログ記事を書きながらも裏で動く「ファイナルカウントダウン」アプリが刻一刻と時を刻み続けております。

時間の大切さをものすごく噛み締めながらそっと筆を置きたいと思います(笑)

今回の内容がどなたかのお役に立てば幸いです。

では、また明日!

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