#749 朝のカフェとピグマリオン効果

自己啓発

こんにちは、すみです!

今日は朝から歯科へ行く予定がありました。

時間があったのでカフェでくつろいでいたところ、

隣の席の男性2人の会話が気になりました。

2人は、

会社の先輩と後輩のようでした。

先輩は、後輩にアドバイスしていました。

後輩が自分の理解を確認するために、先輩に話そうとしたところ、すぐに先輩は遮って「こういうことだ。」と説明をはじめる、そんなやりとりを延々としていました。

ワタクシからすると、この後の2人は、仕事でうまくいかないと感じました。

先輩の方は、

(たぶん)後輩が理解できていないと思っていそうです。

後輩が自分の理解を説明をしても、

「時間のムダ」

のように感じて後輩の言うことに耳を傾けていません。

後輩は、

先輩のそういった考えを(たぶん)感じ取って萎縮して、自分の考えたことを封印して、ただただ先輩がいうことをメモしてその通りに実行するでしょう。

問題は、3つあります。

  1. 先輩のアドバイスが間違っていたら、その後の後輩の仕事は失敗する可能性がある
  2. 後輩は自分の考えや意見を持つことを封印されて成長しない
  3. 先輩はできない後輩のせいにばかりして自分も成長しない

と、こうなりそうです。

みなさんはどう思いますか?

ワタクシだったらこうします。

  1. 後輩の話しを遮らず最後まで聴く
  2. 後輩の話しに修正が必要な場合は、否定はせずに、肯定しつつ「こういう考え方もあるけどどうだろう?」相手に気づきを与える
  3. 後輩はきっとできると信じる

最後の「信じる」は大切です。

教育心理学では、

「ピグマリオン効果」

という言葉があります。

ピグマリオン効果

教育心理学における心理的行動の1つで、教師の期待によって学習者の成績が向上することである。

ウィキペディアより

相手に対して「期待」を持つことが相手の成長につながるのですが、

その逆にあります。

カフェの男2人は、この「逆」の方になっていたから、

ワタクシとしては、もどかしい気持ちでした。

その後の仕事で一度失敗して、そこから気づきを得てほしいと願います。

今回の内容がお役に立てれば幸いです。

では、またあした!

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