こんにちは、すみです!
正しいことをいってもひとは動かない
そんなこと、みなさんの職場で経験したり、見かけたことはないでしょうか?
きょうはそんなお悩みの解消法をおはなしします。
それでは、よろしくお願いします。
ひとが動かない理由はあなたの信頼が足りないから
古代ギリシャの哲学者であるアリストテレスは、ひとを動かすためには、3つの要素が重要であるといいました。
それは、
- エトス(信頼)
- バトス(情熱)
- ロゴス(論理)
です。
ワーママはるさんのVoicyを聴いて、そのようなことを知りました。
また、
北野唯我さんの書籍からは、「信頼」の部分で着想を得ました。
本書では、トップ1%の人材になるには「伝える力」が必要だと説いています。
そのなかでワタクシが、おもしろい!と思ったのは、
共感量が足りていないと相手から信頼されない
ということです。
これのなにがおもしろいのかっていうと、
ワタクシ含め、ひとが動かない理由が、「共感」であることをまったくきづいていない(ことが多い)から
です。
なぜ、共感が見落とされるのでしょう?
それは、
「論理」と「情熱」は自分起点のためわかりやすいのにたいして、「信頼(共感)」は相手起点だからわかりづらい(気づきづらい)から
です。
こういった問題に気づく方法は「振り返り」である
学校では、論理(いかに正しいか)、情熱(いかに熱心に取り組むか)はまなびますが、信頼(いかに相手の気持ちに共感するか)はあまりまなびません。
こうやってわたしたちはこんなにも大事なことを知らずに社会人になって働きはじめます。
補足しておくと、信頼が大切だってことをまなばないといいましたが、これは、社会人になるまでに体系立ててまなぶことはないということです。
小学校では道徳でまなびますが、人間の一般的な行動規範としてあたりまえのことであり、暗黙的にとるべき行動、考え方である、という印象です。
信頼、感謝、人助け、思いやりなど、ひとが生きていくうえで大切なことというのは言うまでもありません。
ただ、ワタクシが言いたいのは、
いざ仕事となると、ひとが動かない理由はあなたの信頼が足りていないことが原因である、ということに多くの人が気づいていない
ということです。(ワタクシの自戒も込めて)
また、ワタクシの経験上、こうもいえます。
仕事で信頼(共感)が大切ということは、たとえ机上でまなんでも身につかないもので、経験して痛い目見てようやく身につくものである
ひととして大切なことは、勉強でまなぶことも必要ですが、仕事などの実践での経験も必要です。
平たく言うと、痛い目見ないとわからない、というこです(笑)
もうひとつ加えたいのが、振り返ることです。
- 勉強(知る)
- 経験(必要に迫られる)
- 振り返り(きづく)
ワタクシは気づくことができたのは、振り返りの習慣があったからです。
かつての自分は、ひとが動かない理由を相手のせいだ!と思っていました。
一方、いまの自分は、自分の共感量が不足しているからだ!と思っています。
この切り替わりのきっかけをつくったのが振り返りの習慣です。
振り返りをすることで、知っていること(解決策)と、経験したこと(目の前の問題)が紐づくんですよね。
ありがたいことに、少しずつですが、まわりのひとが動いてくれて、助けてくれるようになってきています。
まとめ
いかがだったでしょうか?
ワタクシの個人調べでは、「自分の会社の管理職で部下が動かない理由は自分の信頼(共感)が足りないからだ」、と気づいている人は5%くらいだと思います。(少なっ!笑)
その証拠に、管理職のみなさんはよくこういった不満を述べています。
モチベーションがあげてほしい…
自主的に行動してほしい…
相手(部下)側の問題にしている限り、負のスパイラルは抜けられませんね。
これをワタクシは、
人間関係のデスマーチ
こう呼ぶことにします(笑)
今回の内容がどなたかのお役に立てば幸いです。
では、またあした!
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