こんにちは、すみです!
今週水曜日、部下との会話でこんなことを言われました。
「よくそんなに多くの仕事を同時に進められますね。」
お世辞なのか本当なのかはわかりませんが、たしかに言われてみれば、昨年度に比べて多くの仕事を進められていると思います。
そこで今回は、どなたかの役に立つかもしれない…と思い、ワタクシが実践していることについて効果があった(個人調べ)ものを言語化しておこうと思います。
気がついたらプロジェクトが18個同時に動いていました。
部下は4人、残業は一人当たり月に15時間以下(たぶん少ないはず)でなんとかやっていけています。
ひとつ誤解がないように言っておきます。
今回お伝えしたいワタクシのメッセージは、
「本質的な仕事に絞って、より少ない力で多くの成果をあげるべきであり、その方法をお伝えしたい。」
ということです。
なんでもかんでも請け負って多くのプロジェクトをこなせるのが偉い、と言いたいのではありませんのでお間違えなく!
それでは、よろしくお願いいたします。
目次
同時にプロジェクトを進める方法10選
①仕事は細く長く…すぐに着手してちょっとずつ日を跨いで進める
脳科学者の茂木健一郎氏曰く、学習した後に寝ると思考が整理されて理解が深まると言います。
取り掛かっている仕事が、たとえば一週間の猶予があるとしましょう。
とりあえず初日から30分でもいいので取り掛かり、数日にわたって進めます。
そうすると、どうなるか?
それは…、寝る前にふと、「あっ!もっと良いやり方を思いついたぞ!」とか、「AとBの仕事が実は似てるなぁ、一緒にまとめてできるかもしれない!」など、アイデアが浮かんできます。
実際に体験しないと信じがたいかもしれませんが、ワタクシは何度も体験しているのでとてもおすすめのメソッドです。
②会議は目的・ゴールを明確にして意見は1分で伝える
無駄に長い会議は他の仕事の時間を奪うため悪です。
ワタクシが心がけていることは、目的と用件、意見をメモ帳で超簡単にまとめておき最初の1分(長くても5分くらい)で伝えるです。
こちらの意見が相手にとって「合意」だったら終了!という風にしています。
③80:20の法則、重要なことは2割、決断は5分以内に
仕事上の判断の早さは大事な要素です。
昔、会社の上司に言われて心に残っていることが、「仕事の中で本当に大事なこのは全体の2割程度である。」ということです。
当時はピンと来ていなかったのですが、どうやらこれは、世の中で言われている「80:20の法則」のことだと気付きました。
たしかにそう考えると、来る仕事のほとんどが重要でないことに気付きます。
そう思ってワタクシは、大抵の判断は難しく考えすぎずに、長くても5分以内に結論出すように意識しています。
当然、すべての正解を5分で出せるわけではないので判断することは次の3つのいずれかになります。
- 自分で判断して回答する
- 他人に任せる
- 次のアクションを決めて保留
④打ち合わせの2日前に6割完成して「提出」する
社会派ブロガーのちきりんさんは、考えるということはアウトプットすることであると言いました。
仕事を依頼してきた相手との意見のすり合わせは基本的にアウトプットベースでやると円滑に進みます。
できれば、完成の2日前までに6割以下でもいいので自分の考えを提出して、相手の意見、反応を伺います。
そうすることで何が良いか?
- 早期に認識の相違を埋められる
- 相手も進捗がわかって安心する
といった効果が得られます。
⑤感謝マインドで引き寄せの法則を発動
たとえば重要な会議の前に「失敗したらどうしよう」と思って臨んだ会議は大抵失敗しませんか?(ワタクシは失敗します)
少しスピリチュアル的に聞こえるかもしれませんが、成功する結果を想像して臨むとその通りになることが経験上よくあります。
これは、引き寄せの法則とも言われており、人は思った現実の通りになる、という法則です。
特に、感謝の気持ちを持つと良いとされています。
ワタクシも試したところ、相手がポジティブな反応が見られる傾向が高まる印象で、仕事の成功率が上がりました。
⑥人間関係は「与えよさらば、与えられん」
仕事を進める上で良い人間関係を築くために「与えること」を意識しています。
「与える」とは、助けたり協力して相手に余裕を与えたり、雑談などで心理的安全性を与えたりするという意味です。
昔は、来た仕事は上司から部下へ先輩から後輩へ流れるように移っていくもののように捉えていましたが、大きな間違いでした。
自分がされたら嫌なことを相手にするのは「奪うこと」と言えます。
仲間を助けて与えるマインドで仕事することを忘れないようにしたいものです。
⑦「人」ファーストマネジメント
依頼した仕事は決めた期限に上がってこないこともあります。
どうやってマネジメントするか?
依頼した人に応じて、関与度を変えています。
一人で悩むような人の場合は毎日30分小ミーティングして細かい軌道修正するなど工夫をします。
そうしていく内に部下や後輩も成長していき、いずれ関与度は下がっていきます。
逆に失敗パターンは、忙しいからといって仲間との関与度を初めから下げることです。
ほぼ100%仕事は終わらないので、結局忙しくなるんですよね。
⑧緊急貧乏になっていないか?
「至急回答ください。」「期限は今日中です。(依頼も今日w)」などと仕事はどれも緊急といわれることが多いです。
でも言われた通りやってたら全部終わりません。
そこで、重要度の観点を自分なりに持って、時には緊急であっても重要でなければ後回し(場合によってはやらない)にします。
たまに小言を言われますが、重要な仕事をきっちり進めておけばなんとかなるものです。
⑨タスクリストはつくるな!
こちらも脳科学者の茂木健一郎氏が言われていてたまたまワタクシも実践していたことなんですが、タスクリストをつくらずに仕事を進めると脳がフロー状態になって効果的と言われています。
細かいタスクは刻一刻と状況が変わっていきます。
それに合わせていちいち更新していたら効率が悪いし更新に思考がとられてリソースが不足します。
でも大事なことを忘れたらどうするの?
と思われるかもしれません。
これについては、心理的に頼れるタスクリストのない状況が功を奏しており、重要なことを忘れる恐怖からか不思議と忘れません(笑)
かなり効率が上がりますよ!
⑩本当の意味での休養の取り方
最後は休養です。
集中力は90分持たないと言われますがそんなに集中すると疲れるし効率悪いです。
できれば、25分作業+5分休憩するといったメソッドが世の中にはあって(ポモドーロテクニック)、それくらい細かく休憩とると、作業への集中力が増して、休憩により疲れがとれて効果的です。
ポイントは意識的に且つ強制的に休憩とるのが大事です。
マラソンの給水所みたいに決まった位置にあるようなイメージですかね?
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回の記事では、ワタクシのこれまでの学びが実際に活きたスキルとして効果があったものなので、ひとつでも良い気づきになれば嬉しく思います。
仕事術は世の中にたくさんありますので、書籍を参考にしてより良いやり方を身につけていただれば思います。
ワタクシのオススメは、書籍「エッセンシャル思考」です。
このブログ記事との親和性も高くきっと気に入っていただける一冊になると思います!
今回の内容がどなたかのお役に立てば幸いです。
では、また明日!
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