こんにちは、すみです!
このブログを読んでいるみなさまの中で部下や後輩と仕事を進めたことがある方は、彼らが自分の思った通りに動いてくれない!であったり、さらには、思った通りに動いてくれない原因はその部下側の問題だ!と思ったことはないでしょうか?
少なくとも4年前に部下を持っていた頃のワタクシはそう思ったことがあります。
しかし、今年度新しい組織で新しい部下を持ってからは過去の過ちを繰り返さないよう努めています。
ワタクシとしては「彼らを見捨てない」という思いで仕事を進めていて、そうすると最近彼らの行動に変化が出てきて、自ら積極的に行動するようになってきました。
そうした中、ワタクシの積読の中に眠らせてしまっていた書籍「最高のリーダーは「命令なし」で人を動かす」(鈴木 颯人 著)を手に取り答え合わせをしたくなりました。
今回は、特にためになったことをピックアップしたいと思います。
リーダーは部下側の目線で接する
リーダーの部下との接し方は、一言で言うと、「部下である相手側の視点でモノを見て、部下の成長のためにフォローするスタイル」だと思いました。
もう少し言うと、相手の目玉に憑依して何を見てどう感じてどう考えるか?を想像して接することだと思いました。
例えば、自分が何が言うか?ではなく言った言葉が相手がどう受け止めるか?ということですね。
ワタクシも過去に言いっぱなしなところがあって「なんでわからないんだ!」と嘆いていたことがありますが、自分のスキル不足に気付きました。(反省)
リーダーは肯定語で励ます
望む行動を肯定語で伝えるのが良いと言われる通り、言葉により人の無意識に影響します。
リーダーはメンバー(部下)へ使う言葉に注意を払い、
×「失敗しないでください。」
○「うまくいくように願っています。」
使う言葉で相手の行動をコントロールできるというのは興味深いことです。
リーダーは相手のクセを知り対策を打つ
世界屈指のメンタルコーチであるトニー・ロビンズの「6つの欲求(シックス・ヒューマン・ニーズ/6HN)は安定、不安定、重要感、貢献、成長、愛とつながりの6つに分類されており、人はそれぞれニーズの強さが異なっているとされています。
ここで大事なのは相手の強いニーズは何かを知り適切な対応をすることです。
では、どうやって知ればいいか?
そのポイントは、①どの仕事を任せたときに相手が喜んで引き受けてくれるか?②どんな仕事をしているときに活き活きとしているか?③どんな言葉をかけたときに嬉しそうにしているか?④どんな時に落ち込んだりイライラしているか?
この4つで見るとよいとのことで、今一度、部下とのやりとりと思い返してどのニーズが強いのか見て、今後の対応に活かせれば良い効果が期待できそうだと感じます。
まとめ
いかがだったでしょうか?
あともう一つ大事なことがありました。
リーダーは部下と一緒に「どうありたいか?を考える
決して押しつけではなくありたい姿(本書では「Be」と表現)をイメージすることで部下は勝手に動き出す。
部下をお持ちの責任者の方は大なり小なり悩みがあるように思います。
ワタクシもその一人です。
今回はそんな問題の克服に挑戦しているワタクシの学びをご紹介させていただきました。
今回の内容がどなたかのお役に立てば幸いです。
では、また明日!
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