こんにちは、すみです!
「上司と部下間のどっちが悪いか争う問題を無くしたい。」
今回はそんなことを思いました。
問題発生
ワタクシは現在、係長という立場ですがワタクシの上司にあたる課長と、ワタクシの部下にあたる社員が直接進めている仕事があり任せていたのですが部下からヘルプの連絡をもらいました。
社員の低島さん(仮名)の話を聞くと、課長の下川さん(仮名)にわからないからと質問したらしいのですが指摘ばかりで具体的に教えてくれず、「これ見とけ」と参考ホームページのURLを送りつけくるだけでその他の説明はしないと言うのでした。
一方、課長の下川さんの話を聞くと、低島さんの受け身のスタイルに不満があったり、わからないというから参考にURLを送ったのに何も返答がない、というのです。
完全に並行戦になっていますが、みなさんの職場ではこのような戦いはないでしょうか?
どちらが悪い?
ワタクシとしてはどちらも悪いところがあると思いました。
低島さんに伝えたのは、「間違っててもいいから自分なりの結論を出してみてもらえますか。」です。
仕事を進める上で自分からの提案(複数案且つ自分が良いと考える案とその理由)は担当者自身の成長のために必要なことだと思っています。
一方、下川さんには、わからなくて困っている人に参考情報だけ渡してもダメで、手間はかかりますが寄り添いながらフォローする必要があると伝えました。
根本的な原因。それは「責任者忙しすぎる問題」
お恥ずかしい話し、ワタクシの会社ではこのような光景がよくあります。
原因の一つは、「責任者忙しすぎる問題」で部下に押しつけてできないやつが悪いと言い張るのです。(さらにその原因はその上司自身が同じように扱われてきたからです。負の連鎖)
ちなみに、最近ワタクシはこのような上司のことを山口周さんの書籍になぞらえて「オールドタイプ」と心の中で呼んでいます。
ニュータイプ上司は、忙しくても、どうすれば成果が出せるのか?を自分に問い、仕事のなすりつけ合いをすることはしません。(ワタクシもそのように意識しています)
こういったニュータイプ上司が生まれる風土を作っていきたいです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
最近読んでいる書籍「一兆ドルコーチ」の中ではこのように語られていました。
人がすべて、マネージャーの最大の課題は部下の幸せ
ワタクシの会社の風土と比較すると、根本的に部下の見方が違うなと感じましたし、それと同時に世界のマネージャーやリーダー論は勉強になるなと感じました。
さらに一つ思い出しました。
先日新入社員が言っていたことで、ランチミーティング(在宅期間が長いため雑談ベースのオンラインランチ会)に参加することで先輩社員の趣味や人柄を知ってその人の魅力を知ってもっとコミュニケーションをとって仕事をやりたいと思ったと。
そういった素直な感想も参考になりますね。
会社外の考えにも触れながら、社内の上司と部下の問題を解決していきたいと思いました。
今回の内容がどなたかのお役に立てば幸いです。
では、また明日!
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