#756 菜根譚(さいこんたん)

自己啓発

こんにちは、すみです!

中国の古典「菜根譚」、1982年に発行された、守屋洋の新約版を読んでいます。

(下記のリンクは、新約版が見つからず、決定版となっております)

3つのメッセージを読み取りました。

一つ目 譲渡

菜根譚では、

「人に譲ること」

を、いろんな言い回しで伝えています。

人に与えたことはいずれ自分に返ってくる

とも言っています。

ほしいものがあればそれを人に譲り、

ほしい地位があればそれも譲る、

いずれ返ってくるからです。

二つ目 中庸

地位を高すぎず、かといって低すぎもせず(つまり中庸)平凡の中に幸せがある

という考え方です。

「有能な人が地位を上げ続けるといずれ無能になる」

というピーターの法則というものがありますが、

これと似ていると思いました。

三つ目 人生は振り子

不幸のあとには幸せがくる、という考え方です。

まるで人生は振り子のように、

大きな不幸のあとには大きな幸せがやってきます。

不幸というのは、挫折や悩みなども含まれます。

たしかに、

ワタクシもかつて大きなトラブルプロジェクトを担当しましたが、

その後に自分の成長を実感したことを思い出します。

まとめ

さて、いかがだったでしょうか?

菜根譚、

処世訓の最高傑作の1つとして、

田中角栄、川上哲治、野村克也らも愛読したと言われます。

ワタクシ、思うのですが、この何千年の間に変わっていないものって、

人間の本質

だと思ってるんですよね。

そういう意味では、

何百年も読み継がれている名著っていうのは、

その本質に合っていると思っています。

菜根譚は、20代の頃に一度読んだのですが、

そのときは意味が変わりませんでした。

しかし、

40歳になった今、読み返すと、

それまでの経験から「共感」できることが多くあることに気づき、

学びが深かったです。

10年に一度くらいは名著を読み返してみると、

良いのかもしれません。

今回の内容がお役に立てれば幸いです。

では、またあした!

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