こんにちは、すみです!
先に今回の結論(言いたいこと)を述べますが、
「20代のうちは勉強してすぐに身にならないことでも30代で開花することは必ずあるから20代の方にはめげずに頑張ってほしいし、応援してる!」
ということです。
あとは私の過去のお話も交えてつらつら書いておりますのでご興味のある方は見られてみてください^_^
20代は勉強のフェーズ
ふと思うのが、私の話しで恐縮ですが20代はがむしゃらに仕事し、読書して、でもなんだか成長を感じなくて…それに引き換え周りの友人や仲間と自分を比較すると彼らの方がどんどん上に上がっていく。
20代当時の読書は、自己啓発系の本をよく読んでいましたし、他にはロジカルシンキングやコミュニケーションの本、ときには少し背伸びして、理想の上司像になるための本や、起業・経営の本を読んでいました。
また、仕事ではプログラマーとして日夜短納期のプロジェクトを複数同時に行ってときには家に帰れず、つらい日々も多かったのですが、最後までやりきる覚悟で粘り強く取り組んでいたことを思い出します。
「でも報われなかった」
私の20代の印象はそんな時代でした。
30代は実感のフェーズ
時は流れて30代になり、34歳で部下を持つようになりました。
その後は会社初の大規模プロジェクトに入り約3年のトラブルだらけの中、最後までやりきりました。
この大規模プロジェクトのお話しは過去のブログ「こうやると失敗する!プロジェクトマネジメント~俺の屍を越えていけ~」でもお話しさせていただいていますので参考にされてみてください。
そして今、38歳になってふと思うのは、ここ最近の仕事の生産性と部下とのコミュニケーション力が高まったことを実感しています。
感覚的には、20代の頃に学んで頭の片隅にあったことが、最近の仕事の端々で活用できる場面が多々あり、仕事の生産性が上がっていることを強く実感しています。
この実感は、心技体で分けると以下ように感じます。
心は一度どん底を経験しているのでどんなに過酷そうなことでももはや涼しい顔で受けられる。
技も過去の学びや今も加速的に学びと振り返りを繰り返し向上。
体は事実衰えていますが良い感じに緩急をつけて短い時間でパフォーマンス高く完遂。
成長ではなく仕事歴が長いだけでは?
「いやいやすみさん、それって仕事歴が長いから当たり前じゃないですか〜。」
そんな声も聞こえてきそうですが、私は今年度から部署が変わり、「開発」から「企画」の分野になったので、まだ半年ほどしか立っていません。
毎日が未知の領域で、人脈もなく、そんな中で新しい部下を持ち、日々の業務にあたっています。
しかし、私にとっては、ここ最近がもっとも成長を感じているのです。
仕事歴が長いだけではないとしたら何なのか?
自己分析しました。
仮に同じ仕事を20代のときの自分と、今の自分が取り組むとすると、どのように進めるのかシミュレーションしました。
そこでわかったこととして、以前との違いは「思考」であることがわかり、特に「即断即決」、「自責の念」、「本質を見極める」の3つです。
成長を実感した思考の変化
これは私の場合ですが、この3つの思考をするだけで自分史上最も生産的に活動できているように思います。
①自責の念
すべての責任は自分にある、と覚悟をして行動することです。
部下が苦しいときは自分のマネジメントを反省して改善するまで対策に当たります。
注意点は、なんでもかんでも仕事を受けることとは意味が異なります。
それはただの思考停止状態であり、自責の念とはいいません。
②即断即決
細かい仕事も含めて仕事が来たらまずやることは、3秒長くても1分以内で結論を出すようにしています。
出す結論は3つで、「今この場で結論出して終わらせる」か「誰かに任せて終わらせる」か「日付を決めて一旦保留にして終わらせる」かを決めます。
即断即決は苦しい思考ですが、勇気を出して決めます。
昔会社の先輩がこんなことを言ってました。
「仕事で本当に重要な決断なんて全体の2割もない」
間違ったとしても取り返しがつく、そう考えて勇気を絞り出すようにしています。
③本日を見極める
仕事はやろうと思えばいくらでも時間をかけてやることができてしまいます。
だから今から行う仕事は何が決まれば(終われば)完了なのか?を問い、言語化してから取りかかります。
本質を見極めるので最短距離でゴールまで到達できますし、結果的に余力も出てくるのでそのときはあえて時間をとって深く考えるように時間の調整もできるようになります。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は悩める20代の方に少しでも応援できればと思い書かせていただきました。
正直、個人差って結構あると思っていて、友人が10年前にできていたことがようやく自分が今できるようになるってこともよくあります。
あまり他人との比較ばかりしていても、何もメリットがありませんので、ぜひ過去の自分と比較して成長を確かめて行って欲しいと思います!
今回の内容が少しでもお役に立てれば幸いです。
では、また明日!
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