仕 事

#1943 言えない理由を抱えながら、どう説明するか?

こんにちは、すみです!

見積もりを作成していますが、頭を悩ませています。

開発委託先から上がってきた金額が高く、その理由は「前任者が不在のため、引き継ぎに工数がかかる」というもの。

なるほど、社内的には理解できます。

しかし——それをそのまま顧客に説明するわけにはいきません。

顧客から見れば「そちらの都合」ですからね。

では、どうすればよいか。

💡ポイントは「視点の変換」

このような場合、内部要因を外部価値に変換して説明することが鍵になります。

「引き継ぎ工数」というのは、裏を返せば、

“属人化した状態から脱却し、安定した提供体制を再構築するための準備期間”とも言えます。

つまり、こう伝えるのです。

「今回の対応では、開発体制を強化し、継続的に品質を担保できる仕組みを整えています」

言葉を変えるだけで、印象が180度変わります。

💡実務的な対応策

社内向け:コスト構造の整理  引き継ぎ工数と実作業工数を明確に分けておく。  必要であれば、将来の削減余地として見積りメモに残す。

顧客向け:価値として説明する  「新体制の立ち上げによる品質安定」や「属人リスクの解消」など、  顧客にとってのメリットの文脈で伝える。 次回以降の改善を約束する  今回のコスト構造を踏まえ、「次回は改善後の効率を反映します」と添えることで、  誠実さと信頼感を両立できる。

結局のところ、「言えない理由」をそのまま伝える必要はなくても、

「その先の意図」なら正直に伝えられるのだと思います。

良い見積もりとは、数字の妥当性だけでなく、関係者全員が納得できる“ストーリー”があるかどうか。

そう自分に言い聞かせながら、もうひと踏ん張りです。

今回の内容がお役に立てれば幸いです。

では、またあした!

2020.1.4から自己変革を開始した普通のサラリーマン|システムエンジニア| 2022.11.4から10年後の2032.11.4までに経営者を目指すことを決意|その模様を毎朝4時にこのブログにて投稿しています|毎日の習慣→瞑想, 運動, 読書, 発信|SF 達成欲, 未来志向, 包含, 最上志向, 信念

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