ITコミュニケーション

#1812 組織間のモヤモヤは「夫婦ゲンカ」と「遠距離恋愛」に似ている説

こんにちは、すみです!

組織間のモヤモヤ、どこかで見たような…?

それ、実は「夫婦ゲンカ」や「遠距離恋愛」と同じ構造かもしれません。

本記事では、私が2年半の経験から気づいた組織間コミュニケーションの本質と、解決へのヒントをお届けします。

① 夫婦間問題(=領域問題)

これは「私はやってるのに、あなたはやってない!」という、

“誰がどこまでやるべきか”という役割分担に関する対立です。

組織間でよくある「担当範囲があいまいなまま、お互いが責め合う構図」と似ています。

② 遠距離恋愛(=心理的距離の問題)

もう一つは、物理的・心理的に“距離がある”ことによる疑心暗鬼です。

「相手はちゃんとやってくれているのか?」「自分のことを考えてくれているのか?」と不信感が募る。

これはまさに、遠距離恋愛で起きがちな構造とそっくりです。

このような構造は、極端に言えば戦争が起こるメカニズムとも似ていると感じます。

では、どうしたらいいのか?

私の持論として、以下の3つの対策を提案します。

相手に興味をもつ(相手の話を最後まで聞き、相手の関心ごとに関心を寄せる)

相手より先にポジティブな影響を与える(自ら会いに行く、相手が求めている情報を提供・提案する)

たとえ相手が攻撃してきても、攻撃・非難で返さない

一見「自分ばかり歩み寄るようで不公平」と感じるかもしれません。

なぜなら、これらは自分のリソース(時間・エネルギー)を削ってでも相手に働きかけるという行動だからです。

つまり、ここには**「リソースのトレードオフ」**が生まれます。

そしてこのトレードオフをどう乗り越えるかこそが、コミュニケーションの本質だと私は考えています。

解決のカギは「時間軸の視点」

このトレードオフを乗り越える鍵は、「解決をどの時間軸で見るか」にあります。

短期視点(目先の利益):

今の不満や不安を解消しようとして、相手を責めたり、自分から動かなくなりがちです。

長期視点(プロジェクト終盤、将来の関係性・ビジネスの広がり):

今はしんどくても、自分から歩み寄ることで最終的な成果を得ることができます。

「長期的視点を持つこと」は簡単ではありません。

でも、最後にうまくいくと信じる“自分への信頼”が大切です。

そのためには、日々の小さな**「振り返り」**が力になります。

苦労や試練に「意味付け」をする習慣が、長期視点を支えてくれます。

振り返りとは?

例えば、かつて苦しかった経験も、後から振り返ると「意味があった」「成長に繋がった」と感じることがあります。

振り返りは、そうした“意味”に目を向ける練習です。

まとめ

組織間問題は、

夫婦間問題(領域争い) 遠距離恋愛(心理的距離)

この2つの構造に似ています。

そしてその構造は、戦争の構造にも通じます。

だからこそ、長期的な視点を持って対応することが必要です。

そしてそのために必要なのが、日々の振り返り習慣です。

組織間問題の解決は、一日にしてならず。

今回の内容が、少しでもお役に立てば嬉しいです。

では、またあした!

2020.1.4から自己変革を開始した普通のサラリーマン|システムエンジニア| 2022.11.4から10年後の2032.11.4までに経営者を目指すことを決意|その模様を毎朝4時にこのブログにて投稿しています|毎日の習慣→瞑想, 運動, 読書, 発信|SF 達成欲, 未来志向, 包含, 最上志向, 信念

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