#189 底辺サラリーマンでもこうやったら経営層にうまく企画をプレゼンできた件

仕 事

こんにちは、すみです!

先日、役員に企画書を説明する機会がありました。

結果うまく企画が通り今年を終えることができました。

ここは一つ、歳を越して忘れてしまう前に、そのときの考えや気づきを言語化しておこうと思い、筆(?)をとることにしました。

具体的な企画内容はさておき、ワタクシのような底辺サラリーマンがどのようにしたら、きちんと役員クラスに納得してもらえて、周りも味方についてくれるのか?

世の中には様々なプレゼンに関する書籍にあふれていてどれを読めば良いかも迷いますし、プレゼンに関する本を読んで実践したけど上手くいかないなんてこともあります。

ワタクシなりの対策をご紹介して何かヒントになれば嬉しいです。

ドキュメントは「本質を捉えてコンパクトに」

ワタクシは入社して今までソフトウェア開発の分野にずっといたので、今回が初めての企画書でした。

最初は、考えつくことをつらつらと書いていましたが、わかりにくい。

しばらく見つめなおして気づいたのは、無駄な文章が多いということでした。

「わかりやすい」資料の要素のひとつは同じ内容であっても、コンパクトにまとまっています。

これはこのブログを書き続けている中で学んだことです。

じゃあどうやってコンパクトにまとめるのか?ですが、自問してみたらいいんです。

「もっと文章を短くできないか?ページを少なくできないか?」と。

そうやって見直してみると、面白いほど問題点に気づくようになります。

たとえば、同じような表現がいろんなページに何度も登場していたり、一つ一つの文章の言い回しがくどい表現なっていたり、調査データばかりならべているけど結局何が言いたのかわからなかったり…。

説明を聞く側は忙しい役員ですから説明は短く簡潔に!が大事です。(ページ数を増やして頑張ってる感を出そうとしていたら逆効果)

極論、1枚でもいいくらいです。

過去の記事「短く濃い文章を書く方法」もよろしければ参考にされてみてください。

また、以下の書籍も参考になります。

プレゼンは「基本に忠実に、相手の関心に関心を寄せる」

ドキュメントをコンパクトにまとめたら次は当日のプレゼン準備です。

プレゼンでもなんでもビジネスにおける対話は、ロジカルシンキングのように基本的なテクニックに従うことが大事だと思いました。

ロジカルシンキングのテクニックについては、関連書籍に譲りますが、ざっくりと以下のテクニックを使います。

  1. 相手が知りたいことを知りたい順番で話す
  2. ロジックツリーで「So What?(だから何?」や「Why So?(それはなぜ?)」を行ったり来たりして説明を構造化
  3. MICE(ミーシー、漏れやダブりがないこと)を守る

ちなみにワタクシが昔読んだロジカルシンキングの本の中で参考になったものをご紹介します。

あと、ロジカルシンキング以外に大事なことは、「相手の関心に関心を寄せる」ことです。

これはアドラー心理学のアドラーの言葉で良い人間関係を築くための考え方になりますが、プレゼンであっても結局は相手との良い関係の上で承認を得られるものと考えるとこの考え方は使えます。

とはいっても、話したこともないのに、相手の関心なんてわからないよー!という声も聴こえて来そうです。

ワタクシの場合もその役員はほとんど話もしたことのない方でした。

ではどうすれば良いか?

ワタクシの場合は、その役員を知る人から聞きましたし、可能であればプレゼン本番の前にその役員との事前説明の場を設けさせてもらったりしました。

そうすると、「この人は技術的なことに関心が強い傾向にあるな。」ということがわかります。

アドラー心理学は少しかじったレベルのワタクシですがまずは以下の書籍を参考にされてみてはいかがでしょうか。

マインドは「感謝」

プレゼン準備はできたものの、いざ会議当日が近づくと不安が頭をよぎります。

「指摘されまくったらどうしよう(ブルブル」)」のように恐怖が思考を支配し始めますが、この状態で臨んでもワタクシの経験上、必ず失敗します。

なのでこの思考を「感謝」に変えることにしました。

感謝って言ってもどんな風に考えたらいいのか?って思うかもしれませんが簡単です。

「死ぬほど忙しい中、時間をとってくれてありがたい」や「内容を見ていただきコメントもらえる機会なんてそうそうにない、自分の学びにもなるぞ!(感謝)」のような感謝の気持ちで臨むようにします。

するとワタクシの場合は、これまでの失敗していた状況が一変しました。

不思議といろんな人が協力的になってくれて、モノゴトが円滑に進むようになったのです。

要因は、ポジティブな気持ちで取り組む姿勢が周りのお偉いさん方にも好印象だったのでしょう。

もちろん、厳しい指摘もありますが、感謝の気持ちで臨んでいるので、その指摘もすぐにポジティブなリアクションで返すようになっていました。

感謝の気持ちは、最近読んだ、日本一の個人投資家と言われた竹田和平氏の関連書籍で感謝の大切さを知り、自分の器を広げるために必須のマインドセットだ!と感じで実践するようにしました。

また、別の観点では、「エイブラハムの感情の22段階」というのがあります。

人の感情には22段階あって、その段階によって自ら発するエネルギーの波動が変わるという教えがあり、最高レベルが「感謝」になるのです。

さらに、感謝すると素直な気持ちでモノゴトを受け止められるようになり、松下幸之助も言っていた「素直な心」「我以外皆師」の考え方が身につくことを感じました。

え?そんなに上手くいくか?

ワタクシは体感できたので、一度お試しください(笑)

まとめ

いかがだったでしょうか?

ここまで読んで気づかれた方もいらっしゃると思いますが、ワタクシは特段難しいことはしていなくて、どこにでもある一般的な知識のみで対応できています。

世の中の難しいテクニックはいくらでもありますが、基本的なことはそんなに沢山はないのだろうと思いました。

さて、来年の年明け。

ワタクシはまた新たな企画を検討することになるのですが、今回の学びを踏まえてまた成功に導きたいと思います。

今回の内容がどなたかのお役に立てば幸いです。

では、また明日!

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