こんにちは、すみです!
「課題事業の立て直し」の件です。
シナリオは大体できました。
ざっくりいうと以下のようになります。
ゴール設定
ゴールは、「品質改善」と「協業関係」の維持です。
そのために「過去の誤認識の整理」「予算獲得」「将来提案」が必要です。
以下の流れで交渉に臨みます。
背景
①数年前にシステム刷新を請負
②当時の契約条件は具体的な記載があるものの、その後条件超過となっても担当者間のやりとりで曖昧になっていく
③そうこうするうちに利用者数が当初の契約条件を越えて障害が出始める
④②の話が曖昧なまま③の障害対応を出た都度モグラ叩きのように改修、根本的な見直しに至らず(←今ここ)
現場の課題
(課題1)過去の誤認識の整理
それら対策のためにこのたび責任者会議を設定し、②の認識合わせをします。
認識が合えば、③の改善プランを提案しますが、認識は簡単には合わないことが予想されます。
なぜなら、過去のやり取りで、一度、似たような話があり、利用者数が増えたときの検証を依頼されて対応を行なっていたからです。
先方の期待値は「そのときの検証で問題は明確になって対策も打って今に至る」と思っていることが予想されます。
一方で、当方としては、「当時の検証には制限事項があり一部の検証にとどまっている」と思っています。
その認識を合わせないといけません。
もし先方の言い分が正しい場合は(たぶん正しい)、当時の足らずを当方が対応します。
(課題2)予算獲得
上記の交渉が終わったら次にシステム品質改善の実行へ移ります。
このときに予想されるのが予算確保の問題です。
交渉には予算枠(金額と時期)もセットで臨みます。
(課題3)将来提案
ここまでで終わると後味の悪い会議になることが予想されます。
なぜなら、過去の問題を予算を使って対応することは気持ちがいいものではないからです。
ここでもう一つ入れたいのが、将来に対する提案です。
体制の面では、担当者の定年退職も迫ってきており後任を立てていくことを提案します。
また、今後の事業を「こうして行きませんか?」という風に提案します。
この2点です。
情報収集の必要性
ここまで書いてて思うのは、先方責任者が現状どう思っているのか?という前情報を掴んでおくことが必要だということです。
も上記のシナリオは協力関係を築くことが前提になっていますが、そもそも先方はそうは思っていないかもしれないからです。
という風に、今はこんな状況です。
なんか交渉のフローチャートが欲しくなってきました(笑)
タフな交渉になりそうですがなんとかします!
今回の内容がお役に立てれば幸いです。
では、またあした!
コメント