こんにちは、すみです!
今回は、書籍「「思考軸」をつくれ」(出口 治明著)を読みましたので、その感想・学びをシェアしたいと思います!
特に働き盛りのビジネスパーソンにオススメしたい内容です。
本書を手に取ったきっかけ
ワーママはるさんがVoicyでよくお話しに出される方でこの本も紹介されていたので興味が湧いて購入しました。
また、起業家としての考え方に触れてみたいということもきっかけの一つです。(補足:私は起業家や経営者の情報発信を見るのが趣味なのです)
出口治明さんとは?
出口治明さんとはこんな方です。(お得意のツイッタープロフィール貼るだけの雑なやつw)
・60歳でライフネット生命起業
・業界初インターネット専業の生命保険
・1948年4月18日生まれ(年齢72歳)
学び・感想
なぜ60歳で起業の決断をたった1時間でできたのか?
60歳で起業するかどうかの決断を僅か1時間でできたのはなんでだろうと思いますよね。
それは直感力、もっというと直感力をやしなうための圧倒的な知識(本、旅、人との出会い)、そして思考の軸があるためですり
思考の軸とは「思考する際の前提条件」としており著者があげた5つを抜粋しておきます。
①人間は動物である
②人間はそれほど賢くない
③人生は「イエス・ノーゲーム」
④すべてのものは「トレードオフ」
⑤「おおぜいの人」を「長い間」だますことはできない
注目すべきは圧倒的なインプットです。
これまで読んだ数が1万冊の”量”に加えて、自分が好きなもの以外にも興味を持って読むという”幅”、これら両方があってこそ良質なインプットであって直感力を養っているという。
出口治明さんで調べると色々と紹介している本が出てきますので、ビジネスパーソンとして何を読めば良いかわからないときは出口さんのオススメされる本を読んでみるのも良さそうだと個人的には思いました。
多様性を重んじる仲間づくり
ライフネット生命をつくるときに既存の慣習にとらわれず、保険の原則に立ち返ってより良い保険を提供する会社にしたいという思いがあり、出口さんの仲間づくりの考え方が勉強になりました。
通常であれば保険の経験者だけを集めた方が仕事の成果も早く確実に出ると思いますが、ここは逆に既存のノウハウに固執することよりも、未経験でも自由な発想とゼロベースの問題解決力にかけた考え方が優れたリーダーだと思いました。
本書では同じ環境(人、場所、情報)にだけ触れ続けると成長が止まると何度も指摘しており、環境を変えることを強く推奨されていたのが印象的です。
だから、人は環境を変えることで必死に適合しようと急成長する生き物なので、環境選びをしっかりやりたい、そう思いました。
まとめ
いかがだったでしょうか?
2013年発行の本でありますが現在のトレンドを言い立てているところに著者の先を見る力を感じましたし、その力は圧倒的なインプットからの思考によるものだと納得しました。
今回の内容がどなたかのお役に立てれば幸いです。
では、また明日!
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