こんにちは、すみです!
この度、オロゴンさんと大河内薫さんの共著「サイフの穴をふさぐには?」を読了しました。
全体的な感想
結論、お金の勉強する最初に読みたい一冊に入れるべき本と言えます!
総論としては、サラリーマンの方でも明日から無理なく始められる手法を身につけられて、税金や資本主義の仕組みが理解でき、また世の中の悪質な手口も紹介されており、お金を増やすことと減らさないことの両面でバランス良く学ぶことができます!
私が学んだ3つのこと
今回はこの書籍から学んだ3つのことをお伝えします。(他にも色々ありますが詳細は本を購入しましょう^_^)
①知らないと損!社会保証制度の仕組み
実は手厚い社会保証制度。
例えば、医療費が高額になっても「高額療養費制度」のおかげで個人負担は一定以内で収まります。
民間の医療保険は、「高額療養費制度」を理解した上で検討すると良さそうです。
あと、有益だなぁと感じたこととして一つあげるなら社会保険料の仕組みでしょうか。
社会保険料は、4〜6月の3ヶ月間の給料の平均で決まりこれには残業代も含まれるため意図的に残業を減らせば社会保険料も減らせる、そんな仕組みです。
知ってるだけで得しますよね。
②サラリーマンでもできる節税対策
ふるさと納税はみなさん利用されているでしょうか?
私は以前節税によいと情報を得て始めようとしたのですが、そのときは正しい知識を身につけておらず、ふるさと納税で得られる返礼品がそれを得るために支払う額と比べてしまい「なんだか高いゾ」と誤った判断をしてやめました。
しかし今回の書籍はわかりやすく解説してくれて、「ふるさと納税しない理由がないゾ!」という考えに変わりました。
ふるさと納税は税金の前払い、ですね。
その上で返礼品をもらえるわけだから、ほぼ無料(厳密には自己負担2000円は必要です!)で地域の美味しいものを得ることができるのです!!
実はこのふるさと納税、利用者は全体の2割しかしてないというのだから驚きです。
もったいない…。
③資本主義社会のルール
お金の勉強をしていると資本主義とはなんぞや?の話に触れることがあります。
この本の第10話「この世界の根っこのルール」に書かれているので以下に要約するとこうです。
- 日本は資本主義社会で、そこでの階級は「労働者」と「資本家」の2つしかなく、資本論のマルクスの曰く、「労働者の給料は労働力の再生産コスト」であると
- 再生産コストとは、労働者が元気よく働くためにご飯を食べたり、睡眠とったり、適度に遊んでリフレッシュしたりと「消耗した労働力を回復するためのコスト」として支給されるもの
- 歳を増すにつれ回復に時間がかかるためコストもあがるから歳を増す毎に給料があがるという考え方
つまり、働くための経費だけを給料として支給されてまた働く…だから一生稼げない!ということです。
書籍「金持ち父さんのキャッシュフロークワドラント」でも労働者ではなく、ビジネスオーナーや投資家の側になることを推奨していることと同じですね。
著者のロバート・キヨサキの出身国アメリカも、日本と同じ資本主義社会ですから、根本は同じルールであると、理解できますね。
ここで言わんといていることは、「日本は資本主義社会だから少しずつでも資本家を目指そう!」ということです。
知ってて損はないと思いませんか^_^?
まとめ
いかがだったでしょうか?
本の内容もさることながら、実は物語風になっていてすごく読みやすいんです。
そして最後は少し感動もするお話しでもあり読み物としてもよかったです。
もしまだ読んでいなかったらぜひお手に取ってみてください!
きっと役に立つと思います!
では、また明日!
コメント