こんにちは、すみです!
創業スクールも今回で2回目となりました。(前回の内容はこちら)
今回は、
資金・収支と開業手続き
成果の上がる労務管理
の2点になります。
資金・収支と開業手続き

開業するための資金・収支の考え方(見方)を決算書をもとにご説明、各種手続きに加えて、選択肢とメリット・デメリットやコツや注意点を丁寧に説明いただきイメージがつかめる内容でした。
①経理面
決算書は「企業の活動をお金で表したもの」です。
決算書の目的、税務署、銀行・株主・取引相手、経営者や役員の視点でそれぞれの目的があります。
よく企業の成績書なんていいかたもしますよね(笑)
起業する前にやっておくことのお話は参考になりました。
・事業とプライベートのお金を分ける
・事業用に現金、銀行口座、クレジットカードの3つは必要
・請求書やレシートなどの取引の証拠はお金そのものだから「絶対に捨ててはならない!」(ちなみに仕分けにはレターケースの引き出し毎に現金、銀行、クレジットカード、その他重要なもの、プライベートで分けるのが良いとのこと)
先人の知識をいただき小さな失敗を回避することでビジネスそのものに集中できそうです。(たぶんビジネスでは失敗するのですがw)
経験を効率的に積むためにも情報収集は大事です。
②資金面
個人事業主と法人、あるいは融資・補助金・助成金に関する違い、特徴を学びました。
個人事業主と法人の違いでは、税金の違いが面白く個人事業主は赤字ならゼロ、法人なら最低でも7%かかると事業の状況によってどちらが良いか判断が必要です。
補助金、助成金は国から情報が出るのですが、積極的に情報開示していないので自分から情報を探す必要を知りました。
融資を得るためのポイント(自己資金を1~3割必要、経験、返済履歴など)も教えていただきました。
③印象に残ったこと
講師の方の言葉で「ビジネスは勝ちパターンを見つけることだ」ということが印象的でした。
これはエジソンの言葉「1万回の失敗ではなく1万回のうまくいかない方法を見つけたんだ」を引用して、とにかく行動することの大切さを教えていただきました。
もし、相談があれば商工会議所や創業塾で相談できるので、心強いです。
成果の上がる労務管

前半は雇用するための法律や保険について、後半は組織作りについてでした。
①雇用するための法律や保険
求人するならindeed一択(対象が3000万人と最大、勤務地別に探せるため)とのこと。
また、36協定、保険料などの概要の説明。
賃金の決め方では、政府が出している基準があって結構細かく分けられているようで参考になりそうでした。
保険では雇用保険は病気で休んでも給料の2/3は保証されるなど知らないと損する情報もありました。
②組織作り
A)Google社プロジェクトアリストテレス
成果を上げるための成功のカギは「心理的安全性」にあるということを天下のGoogleが提言しているとのことでした。
ワタクシも職場メンバーを見ているので納得感がありました。
B)7つの習慣 優先事項
一昨日読んだばかりの7つの習慣のお話だったのでタイムリーな話題でした。
優先事項は、「緊急」×「重要」の4つのマトリクスで分けて、一番大事なのは第2象限の緊急でないけど重要なこと(自己啓発、リスク対策など)でこれも職場に適用すべき内容だ!と思いました。
C)組織の成功循環モデル(MITダニエル・キム教授)
これは特に納得しました。
成果が上がる「グッドサイクル」と上がらない「バッドサイクル」とは?
グッドサイクルは、関係の質→思考の質→行動の質→結果の質の順に取り組みます。
バッドサイクルは、結果から始まり、結果の質→関係の質→思考の質→行動の質に取り組んでしまうことです。
このバッドサイクルは、「ワタクシの会社でよく見るやつや!」(だから成果上がってないんや!)と衝撃を受けたと同時に、過去のブログでも何度か書いていますが、ワタクシが今年度取り組んでいるのが結果としてグッドサイクルになっていてちょっと嬉しかったです(笑)
ちなみにこのグッドサイクルは、最初の関係の質が大事で、「お互いに尊重し一緒に考える。」ということが一番最初の取り組みです。
みなさんも組織運営されている方は参考にされてみてください。
まとめ

いかがだったでしょうか?
創業スクールも次回で最後です。
この学びを勉強で終わらせないために職場で実践すること(具体的には、優先順位の付け方、グッドサイクルの継続)をやっていきたいと思います。
今回の内容がどなたかのお役に立てば幸いです。
では、また明日!
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